(12/21)小松亮太 with ラストタンゴセンセーションズ@保谷こもれびホール [小松亮太]
昨年末にバンドネオン奏者・小松亮太さんのコンサートを観に行ってきました。
最新アルバム「俺のピアソラ」を引っさげてのコンサートということでピアソラ尽くしになるのかなあと思っていたのですが、そこは小松さんらしく本人いわく「マニアックな曲」も演奏していていつもの小松さんらしさがよく出ていました。
バンドネオン講座などトークも多く熱さ満点だったコンサートのライブレポです。
小松亮太 with ラスト・タンゴ・センセーションズ
日時:12/21(水) 19:01~21:14(2時間13分)
会場:保谷こもれびホール(東京、振替公演)
出演:小松亮太(bandoneon)、近藤久美子(violin)、熊田洋(piano)、
天野清継(guitar)、田中伸司(contrabass)
曲目:
~1部~
♪目覚め
♪首の差で
♪小さな喫茶店
♪風の詩~THE世界遺産
♪ミロンガフォースリー
♪何たる不敬
♪ジェラシー
♪コントラバヘアンド
♪軍靴の響き
~2部~
♪カミニート
♪我が街へのノクターン
♪アディオス・ノニーノ
♪92丁目通り
♪コラール
♪鮫
♪五重奏のための協奏曲
~アンコール~
♪リベルタンゴ
♪ラ・クンパルシータ

最初の写真とこの写真は3日前にチケットを買いに来たときに撮影したものです。
昼間はこんな感じに見えるんですねえ。
こういう円形をした建物って造るのが面倒だと思いますけどどうなんでしょうか。。。
昼間でしか外観は見えないと思ったので念のため撮影しておきました。

コンサートのポスターが貼ってありました。
代替公演 2011年12月21日(水) 開演19:00と書いてあります。
本当は12/4(日)の昼間に開催されるはずだったのが、舞台設備の破損に伴う緊急工事があるとのことで延期となってこの日になったわけです。
12/4は柏木広樹さんライブと重なってて諦めていたのですが、急遽延期になってとてもラッキーでした。

しかし、12/21は平日…
勤務先からずっとダッシュでした。
電車は4本乗り継ぎ、最寄り駅からの保谷駅からもダッシュで10分…
なかなか遠かったです。
開演時刻3分前になんとか到着しました。
ロビーに入りましたがもう開演前ということで観客はほとんどいませんでした。
まあ、平日はいつもこんな感じです。
会場スタッフが私のところに近づいてきて座席まで誘導してくれました。
遅刻しそうでしたが間に合ってよかったです。
席に座りました。
私の座席はJ列14番です。
ほぼ中央の座席がとれました。
元々このコンサートは12/4に開催されるはずだったのですが、舞台設備の破損に伴う緊急工事があるとのことで延期となってチケット払い戻しが発生したので急遽観に行くことにしました。
いい席が取れたと思います。
観客席を見渡すとさすがに空席が目立っていました。
休日コンサートが平日に変わってしまってはしょうがないですねえ。
都心から離れてるし駅から遠いし。。。
私のとなりの席も空いていました。
まあ、広々してていいかな。。。
私が席に座ってほっとしたのもつかの間…
あっという間にホール内は暗くなりました。
会場にダッシュで来たのでまだ体は暑いんですがしょうがないです。
小松亮太さんとバンドメンバーが登場しました(^-^)//""パチパチ
いきなり小松さんはマイクを持ちます。
小松さん:みなさま、お待たせしました。今回が今年最後です。3日前の萩公演が今年最後になるはずだったのですが、保谷になってしまいました。2日前に無理だと連絡を受けてじゃあ、いつにするか…21日しか空いてない…このままでは今年が終われないので21日にしました。今日来られなかった方は会社にいると思いますが、その人たちにも伝わるように演奏します。
私は早退して会場に来ましたがやっぱり休日が平日になるとダメージが多いんですねえ。
でもそのおかげで私は観に行くことができました。
続いてメンバー紹介。
紹介されたメンバーが少しずつ曲を演奏していました。
近藤さんはいつもの「エル・チョクロ」でしょうか。
田中さん、天野さんと紹介が続きました。
最後に熊田さんの紹介があって、最初の曲になります。
1曲目の演奏は「目覚め」。ネスカフェ・ゴールドブレンドのCM曲のカバーです。
CMで流れているあのメロディーを熊田さんが思いっきりタンゴにアレンジしています。
live imageでもよく演奏していて有名な曲ですね。
今回はショートバージョンの演奏でした。
小松さん:小松亮太はタンゴでダバダという企画がJ-WAVEでありました。でも私はコーヒーは飲まないです。仕事なので引き受けました。
観 客:笑
コーヒーは私はよく飲んでます。
まあ、人それぞれでしょう。
2曲目の演奏は「首の差で」。
曲紹介では浅田真央さんが以前使ってたとか映画で使われたと言ってました。
映画は「セント・オブ・ウーマン」だったかな。。。
live imageでも演奏されていますが、そのときと変わらぬ迫力がありました。
そのlive imageに出演している天野さんのエレキギターの渋いメロディーも少しありました。
小松さん:タンゴと言えば、昭和30年代を横臥した方が多いと思います。
私は産まれていません。
観客席を見るとやはりお歳を召した方が多いんですよね。
ある意味アウェーかなあ。
体の大きい観客がいない分、ステージがよく見えます。
3曲目の演奏は「小さな喫茶店」。前作のアルバムのタイトル曲ですね。
ドイツ人が作ったタンゴだそうです。
アルゼンチンタンゴと違って優雅なタンゴでした。
バックにはカーテンの付いた窓ガラスの映像が映ってましたがお洒落な演出ですね。
小松さん:僕はこういうタンゴが流行ってたことを知りません。タンゴの曲やタンゴミュージシャンが今は少ないです。当時がうらやましい。新しい曲で惹きつかねいとなあと思うようになりました。1曲やらせてください。
小松さんのオリジナル曲はいつも楽しみです。
今回は演奏しませんでしたが「土手と君と」とか「記憶の回廊」とかもいいなあと思います。
小松さん:THE世界遺産のテーマ曲を作るときに「ちびまる子ちゃん」に負けない曲を作ってくださいと言われました。すごいプレッシャーで僕でもできるのかなあと思いました。
あの時間帯は「ちびまる子ちゃん」が強力ですね。
まあ、子供を持つ家庭ではほぼ「ちびまる子ちゃん」かな。。。
4曲目の演奏は「風の詩~THE世界遺産」。TBS「THE世界遺産」のテーマ曲です。
今回はベースの田中さんと2人だけで演奏していました。
オリジナルはオーケストラがついていてlive image 11 onzeや松下奈緒さんツアー「Scene#25」でも大編成で演奏していたので少人数は初めてかなあ。。
田中さんとの演奏ではしっとりした演奏で、どっちかと言うとヨーロッパのタンゴに近いかなあと思いました。
小松さん:小さなお子さまがおられる場合でも録画はできます。僕も3回中2回は観られません。チャンネルを取られます。
観 客:笑
小松さんには3人のお子さまがいます。
チャンネルを取り返すまでまだ時間がかかりそうですね。
5曲目の演奏は「ミロンガフォースリー」。
曲紹介では11/5に香港に行ったときに演奏してきた曲と言ってました。
香港では映画の影響があってウケがいいらしいです。
全体的に暗い曲でしんみりと演奏していました。
6曲目の演奏は「何たる不敬」。
この日のエキストラ・熊田洋さんの曲です。
コンサートでは初めて聴きました。
重く不気味な感じのタンゴで、熊田さんのピアノが多く聞こえていました。
小松さん:熊田さんはマニアックなアレンジで攻めてたけど東京に来て軟らかくなりました。人は変わるものだと思いました。道端で遭って寒いねと言うと僕は寒くありませんという人です。
観 客:笑
話を合わせることはあまりしないということでしょうか。
小松さんは熊田さんのネタをいろいろ持ってそうですね。
7曲目の演奏は「ジェラシー」。
有名なコンチネンタルタンゴですが、ピアソラアレンジの厚みのある演奏でした。
ヴァイオリンをフューチャーした曲で、途中から優雅な演奏に変わると近藤久美子さんが観客席に降りて歩きながら演奏していました。
途中、私の右斜め後ろに立ち止まってヴァイオリンを弾きながら私を見ているのに気がついたので軽く会釈をしました。
小松さんにはどう映ったかな。
小松さん:日本人ってシャイなんで近づくと別のほうを向いたりしますがどんな反応するか見てました。あたたかい拍手もあってよかったです。
近藤久美子さんが私の至近距離に来ることは初めてではないので緊張はしませんでした。
以前、ビルボードライブで私のすぐ横を通って退場したときは緊張したものです。
8曲目の演奏は「コントラバヘアンド」。
小松さん得意のマイナーな曲です。
コントラバスをフューチャーした曲で田中さんが幅広い音域を使って縦横無尽に演奏していました。
コントラバスで重音を使うのを見たのは初めてかもです。
9曲目の演奏は「軍靴の響き」。
これはよく演奏されてる曲です。
最後はマイナーではまずいと言うところでしょうか。
軽快で短い曲なのでアンコールの曲でもいいかなと思う演奏でした。
演奏が終わると小松さんたちが退場し、休憩時間になりました。
ロビーに行きます。
シャンデリアなどの豪華な装飾はなく公民館のような雰囲気です。
物販コーナーには人だかりができていました。
CDについてはすでにアルバム「俺のピアソラ」を購入済みだったので特に買うものはありません。
他にないかなあと思って覗いてみましたがなんと、ツアーTシャツ(?)を販売してました。
1600円と値札に書いてありました。
いい値段ですねえ。
live imageとかになると3000円もするので明らかに安いです。
とは言っても、Tシャツは場所をとるのでいつものようにスルーしました。
その他にも「小松亮太とタンゴへ行こう」の本も置いてありました。
1500円なので手ごろではありますね。
でも、すでに持ってるのでスルーです。
結局何も買わずに席に戻りました。
休憩時間が終わると再び観客席側が暗転。。
小松さんが一人で登場しました(^-^)//""パチパチ
10曲目の演奏は「カミニート」。
しっとりとした曲です。
小松さんはこの曲をよくバンドネオンソロで演奏しています。
最近の小松さんはスタンディングで演奏してますが、この曲は座っていつもよりも蛇腹を大きく膨らませて演奏していました。
小松さん:座って演奏しましたが1部で疲れたからではなく座ったほうがいい曲のあので座って演奏しました。
なるほど。。。
まあ、小松さんしかいないので座っても大丈夫でしょう。
小松さん:バンドネオンとアコーディオンの正しい見分け方を伝授します。
観 客:笑
小松さん:バンドネオンは5オクターブの音が出ます。アコーディオンよりも音域が広いです。バンドさんが製作したのでバンドネオンです。あまり面白くないかな。
観 客:笑
小松さん:アルゼンチンタンゴなのにドイツの楽器が使われるのか…知りません。
観 客:笑
小松さん:ドイツで売れなかったのでアルゼンチンに持ち込んだらタンゴミュージシャンが「哀愁のある楽器だ」と言って大量に輸入しました。それまでタンゴはフルートやクラリネットやアコースティックギターが使われていました。
クラリネットは南米ってイメージがありますね。
小松さん:twitterでバンドネオンはもっぱらタンゴで使われるアコーディオンと書いてあるのを見かけますが、違います。見分け方ですが、アコーディオンは長いです。ランドセルのように担いで演奏します。ボタンがついてるほうがのほうがバンドネオンとよく言われますが、ボタン式のアコーディオンもあります。バンドネオンは小さくて真四角です。
まあ、ステージの近くに座っている観客はみんな知ってるでしょう。
小松さん:アンケートでは「小松さんのバンドネオン」と書いてください。
観 客:笑
たまに「小松さんのアコーディオン」と書かれるみたいです。
バンドネオンが一般の普及するにはもう少し楽器の数自体を増やさないとねえ。。。
11曲目の演奏は「我が街へのノクターン」。
トークの最中に入ってきていた天野さんと2人で演奏していました。
ノクターン(=夜想曲)と付いてるくらいなので暗い演奏でした。
途中で天野さんの伴奏で朗読が入るのですが、CDではスペイン語のところ今回は小松さんが日本語で朗読していました。
スペイン語独特の言い回しがなくなりベタな日本語でしたけど、まあいいか。。。
小松さん:詩はスペイン語です。スペイン語の発音は自信ないので日本語にしました。間違えるとバレるので緊張します。
観 客:笑
アルゼンチンの言語はスペイン語ですね。
小松さんもカタコト程度なら話せるんでしょうか。
私は全然ワカリマセン。
ここでちょっと宣伝タイム。
CD「俺のピアソラ」を紹介した後、Tシャツ姿のスタッフが出てきました。
小松さん:舞台監督の山抜さんです。
観 客:(^-^)//""パチパチ
小松さん:彼女の服にARGENTINE TANGOと書いてあります。背中にはバンドネオンが書いてあります。
山抜さんはくるりと後ろを向き、背中も見せていました。
こんなことを各地でやってたんですねえ。
まあ、ツアースタッフやバンドメンバーがツアーTシャツを着ている姿はよく見かけます。
12曲目の演奏は「アディオス・ノニーノ」。
今度は熊田さんと田中さんと一緒に3人で演奏していました。
CD「小さな喫茶店」と同様のアレンジだったと思います。
人数は少ないですが、メリハリがあって迫力がありました。
13曲目の演奏は「92丁目通り」。
曲紹介ではニューヨークの番地と言ってて、数字が増えるほど治安が悪くなっていくと紹介していましたが、その名のとおり不気味な感じの演奏でした。
ギターが目立つところがあって、天野さんが途中から立って演奏していました。
14曲目の演奏は「コラール」。
小松さんのCDに収録されてますが小松さん自身、マイナーな曲と言ってました。
全体的に静かな曲で、しっとりと演奏していました。
途中の天野さんのメロディーは哀愁が漂っていました。
15曲目の演奏は「鮫」。
タイトルらしく不気味で迫力のある曲です。
これは小松さんコンサートではよく演奏されてます。
ヴァイオリンのメロディーが中心で演奏前に譜面台をどかしていた近藤久美子さんにずっとスポットライトが当たっていました。
なかなかカッコよかったです。
小松さん:早いもので次の曲で最後なんです。形式上ですが。
観 客:笑
小松さん:コンサートをやり直すことが出来てみなさんに感謝します。これで中締めです。
そりゃ分かってますよw
ただ、たまーにアンコールのないコンサートを見かけるので言ってくれるのはありがたいです。
16曲目の演奏は「五重奏のための協奏曲」。
8分越えの力強くて長い曲です。
キンテート全員をフィーチャーしているということですが、リード楽器を使うの小松さんと近藤さんがやっぱり目立ってました。
テンポが後半早くなるところで天野さんや熊田さんも少し目立ってました。
最後は迫力のある演奏でエンディングでした。
この後はアンコールです。
一端退場していた小松さんたちが出てきました(^-^)//""パチパチ
アンコール1曲目の演奏は「リベルタンゴ」。
ピアソラの曲の中で一番知られている曲ですね。
2011年はこの曲を数え切れないくらいコンサート会場で聴きました。
あいさつなしでいきなり始まり、いつもよりもテンポを早めにして演奏していました。
途中、天野さんのギターソロがありましたが、live imageのときも同じ天野さんの演奏ですね。
響きが同じでした。
小松さん:保谷こもれびホールでスペシャルプログラムをお届けできました。近いところに住んでるのでまた呼ばれると思います。
観 客:(^-^)//""パチパチ
2月には保谷こもれびホールでトークイベントを開催するんでしたね。
小松さんと言えば、故郷が北千住ですが、今はどちらに住んでるんでしたっけ。。。
まあ、都内に住んでるんでしょう。
コンサートでまた行きたいところです。
アンコール2曲目の演奏は「ラ・クンパルシータ」。
ピアソラではないですが、有名なタンゴですね。
小松さんのコンサートではメンバー紹介を兼ねて演奏されています。
今回も各自ソロパートがあって、小松さんが名前を言ってました。
小松さん自身の紹介は近藤久美子さんの役目です。
全員紹介した後は速くなって盛り上がりました。
演奏が終わると盛大な拍手の中、5人は退場してコンサートが終わりました。
ロビーに出ました。
すでにサイン会を待つ長い行列ができていました。
テーブルの写真を撮ろうかと思ったら、小松さんがとっとと出てきてしまいました。
アーティストによってはかなり待たされることがあるのですが、小松さんは早くに出てくるほうですね。
とてもありがたいです。
とはいえ、何も買わなかったのでサイン会には参加しませんでした。
時刻は21時20分過ぎ。。。
随分遅い時間ですね。
会場を後にしました。
幸運(?)にも振替公演に参加できたのですが、やっぱり観に行ってよかったです。
5月のときにもラスト・タンゴ・センセーションズは観に行きましたが5曲入れ替わっていました。
まさに熊田さんスペシャルだったってことでしょうか。
近藤久美子さんが私の至近距離に来て演奏しながら私に向かって微笑んだという幸運にも恵まれました。
保谷こもれびホールの外見も独特のものがあり、とても印象に残ったコンサートでした。
次の小松亮太さんコンサートの鑑賞は被災地・仙台です。
東北は早く行きたかったんですよねえ。
オルケスタ・ティピカの大編成…
今からとても楽しみです。
仙台の観光名所をチェックしながら楽しみにしようと思います。












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